神前式挙式を行なえるのはどんな場所?

神前式挙式を行なえるのはどんな場所? 神前式挙式を執り行うことができる会場は、主に神社、ホテルや専門式場にある神殿、日本庭園の三箇所です。
神社で結婚の儀式を執り行うメリットは、歴史や由緒ある厳かな雰囲気の場所で結婚式を挙げることができることや挙式後も気軽に足を運んで神様に挨拶をすることができることなどがあります。
一方で、家族や親族しか参列できないことやその場で披露宴は行わないため、披露宴会場までの移動が必要になるといったデメリットもあります。
ホテルや専門会場で行う場合には、神殿の規模が小さいなどのデメリットもありますが、披露宴も同じ敷地内でできるようになります。
ゲストの利便性などを考えて、ホテルや専門式場を選ぶカップルも多いようです。
日本庭園での結婚式は、天候が気になる、対応している会場が少ないなどのデメリットがありますが、開放感のある場所で挙式を挙げることができます。
美しい日本庭園の中で行われる和風のガーデンウェディングはとても珍しいので記憶に残りやすいといったメリットもあり、日本庭園を選ぶカップルもいるようです。

神社で挙式を行う神前式の結婚式の魅力とは

神社で挙式を行う神前式の結婚式の魅力とは ウェディングドレスも女の子にとって将来の夢の花嫁姿ですが、文金高島田に白い綿帽子を被った和装の挙式も憧れの結婚式でしょう。
神前式は神社で行う挙式で、ホテルや結婚式場に設置されている神殿でも執り行なわれます。
ホテルや式場であっても挙式は神道に則って進められ、所要時間は大体40分ほどとされます。
挙式の進み方は「参進の儀」からはじまり、雅楽の調べと共に斎主(神職)や巫女に伴われて新郎新婦、それに両家の親族などが本殿まで歩いて行きます。
続いて新郎新婦・媒酌人・両家の親・親族の順に入場していき、神前に向かって右が新郎・左が新婦側と決っています。
修祓の儀(しゅっばつのぎ)という心身を清めるためのお祓いをしてから、斎主が神様に伝える言葉である祝詞奏上(のりとそうじょう)を読み上げてふたりが夫婦になったことを報告します。
そして三々九度の儀(ふたりがお神酒を交互に飲み干し、新郎新婦が夫婦になる誓いの誓詞奏上を読み上げて指輪を交換・玉串を奉納・巫女の舞が行われて、親族もお神酒を交わし、斎主があいさつをして全員が退場する順になります。