挙式のみの結婚式
結婚式というと挙式をした後に披露宴をするという流れになっていることが一般的ですが、ウェディングの多様化が進んでいる近年では挙式はするけれど披露宴をしないということもあるものです。そのような場合、お祝いのご祝儀はどのようにしたら良いかという疑問を持つ人も多いでしょう。
というのもご祝儀は披露宴の費用に充てられることが多かったからです。そのため挙式のみの場合にはお祝いを渡さなくても良い、とも考えられるのです。結論からいうと、この場合にはどちらが正しいということはありません。しかし他のゲストが渡しているのに、自分だけが渡さないとなると気まずい思いをすることになる可能性が考えられます。
そういったことから挙式のみの結婚式に出席する場合には、皆がどのようにするのかを決めておくことがおすすめです。そのようにしておけばトラブルになることもないと考えられます。一般的な結婚式では親族なら3万円から10万円ほどが相場です。
人気の高い挙式スタイルとして知られるキリスト教式の流れとは?
日本には神前式や人前式などさまざまな挙式スタイルがありますが、実際のところはキリスト教式が国内で挙げられる挙式の約7割を占めています。ではキリスト教式の挙式とは、どのような流れで行われるのでしょうか。まずは新婦の入場です。結婚披露宴では新郎新婦が同時に入場するケースが多いですが、キリスト教式の挙式では新郎があらかじめ聖壇の前に立っていて、新婦の入場を待つというスタイルになります。
新婦が父親のエスコートと共にバージンロードを歩き終えたら、参列者一同で賛美歌を斉唱し、牧師が聖書を朗読します。そして次はいよいよ指輪の交換です。指輪の交換は新郎から新婦、新婦から新郎の順で行いましょう。その後は新郎新婦がそれぞれ愛し合うことを誓い、新郎のほうから新婦へキスをします。最後にもう一度参列者一同で讃美歌を斉唱し、新郎新婦が腕を組みながらバージンロードを歩いて退場します。新婦の入場から新郎新婦の退場までの所要時間は、20~30分程度になるのが一般的です。